ママと娘の交換日記(ときどき息子も)

HSPのママとマイペースな娘(9歳)とのほのぼの交換日記。ときどきHSCな息子のお話。

台無しになっちゃったじゃん!

皆さまおはようございます。

 

今日は朝から子どもたちも早起きしすぎたせいか、

娘はお友達から借りた漫画を読んだり、

息子はテレビゲームをしたり。

 

ただ、夫も出勤がゆっくりだったので

息子は

「昨日の夜にやろうとしたら寝る前だからダメ、

明日の朝だったらいいよ。ってママ言ったのにさ…

パパ、テレビ観てるじゃん!」と、私に愚痴を。

 

いくら私に言ったところで

テレビは観ている人に言わないといけないので、

「出勤前まではパパがテレビを観ているから、

パパに聞いてみよう?」

と、促す。

 

 

パパにビビる息子。

最初は私にまとわりついてなかなか言い出せずにいたけど、

「…あのさ~、テレビ、ゲーム…していい…?」

 

あちこち見ながら頑張って言っておりました。

 

パパは「いいよ」と真顔で

チャンネルを切り替えてあげていました。

 

HSCであるゆえに?境界知能であるゆえに?

ダメと言われるのではないかと先に不安になって、

どうしても前に進むことがスムーズにできない。

 

 

結果的に、息子はちゃんと

自分のやりたいことを伝えられたし、

ゲームをすることもできた。

 

その勇気を出せたこと、

本当にすごいことだなと。

 

 

それは、夫にも何度も伝えました。

 

家だけは安全地帯であること、

いいたいことがいつでも言える

安心した家庭内でいたいと願っていると。

 

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さて、今日はそのあと。

息子は早起きしたからか、

珍しくサッカーをしたいと外に行こうと言い出し。

 

パスだけかと思ったら意外と強くて、

このままだと近所のお宅に入ってしまうなーと思い、

「洗濯物を干したら公園に行って続きをやろう」と提案。

そしたら娘も行くと。

 

そこにジャストタイムで、娘の友達から電話。

 

結局、4人で公園へ。

最初は色々遊んでいたんだけど、

途中から私は抜けようと思い

そーっと離れて様子をみていたら、

友達がやりたいことに対して

娘も息子も賛成せずに、うーんと言うのみ。

そうなると友達もいい思いはせず。

 

私はある程度時間が経ったので、

帰ろうかな?と話したら

娘と息子も帰ると。

だけど友達は、

「まだ充分に遊んでない。

どうして遊んでくれないの?」

と。

それでも娘は言い返せず。

 

結果、友達のほうが先に謝ったのに

娘からは聞いてないからと家の前で話し合い。

 

だけど娘は何に対して話をしているのか

本質をつかめないまま、

「話しが長い」と言い残し、

しまいには息子と一緒に家の中に入ってしまい。

 

 

結局、友達の言い分を私が聞いていたんだけど、

友達も友達できちんと話をきいてくれる大人がいないよう。

「お父さんには泣いて帰ってくるなと言われたから

このまま帰れない。私はすぐに解決したい。

だけど○○(娘)は話を聞いてくれないから悲しい。」と。

 

娘は友達と

ついさっきの事について言い合うのではなく、

あれやこれや過去のことを掘り出して嫌だったことや

本人に悪口しか言わない。

 

だから自分でも気持ちの整理がつかなくなって、

その場から逃げるしかなかったのかも?と。

 

「娘にもきちんと話しをするね。」

と言うことしかできなかったけれど、

なんとか吐き出せることができたのか

帰ることができました。

 

 

 

人にはいろいろ出したいものを出せずに

溜めてしまうことがある。

そしてそれを聞いてくれる人がいないと

溜まりに溜まって、

自暴自棄になることもある。

 

お友達も「ブランコ乗りながら死ねないか考えた」なんて、

ポロっと言っていたし。

 

 

「せっかく公園まで行ったのに、

楽しく遊べなかった。台無しじゃん。」

と何度も言っていたので、

私は最後に

「台無しだなんて思っちゃだめだよ。」

とだけ言葉をかけたけど、

"みんなにとってそれは成長する大事な時間だった"

という意味を含めてだったんだけど伝わったかなー?

 

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 この『子育て100』の中に

ケンカの仲裁についても書かれてあり、

・守るべき「ルール」を教える

の中で、

"克服できないコンプレックスをあげつらうと、

相手の心に深い傷を残してしまう"

 

と、これがあることを、

娘にはお風呂のときに話ました。

友達はそれを言ってほしくない!

ときちんと言っていたし、

自分も言われたら傷つかないかな?と。

 

分かってくれたかどうか。

 

 

寝る前には、まだイライラが残っていたのか

「前にテレビで見た、

なんでも壊せるお店屋さん行きたい!」と。

 

そのイライラで周りの物を壊されるよりは

存分に壊していいよというところがあるならば

確かにありがたいけれど。

 

そのイライラを脳で収められることが一番いい。

 

だけど、どうしても体を使って

 

イライラ発散したい気持ちも分かるので、

「そっか~。

でも、なかなかそんなお店ないから

近くだったら、ゴルフ場とかバッティングセンターとか。

ボクシングなんかも楽しそうだね!

ママだったらボーリングがいいな~」

なんて話しをしました。

 

すると娘、

「ボーリングの球、ガンって叩き落とす」

なんて、お店を壊す発言(笑)

 

 

 

とりあえず昨日も、

多くの学びがあった1日だったのでした。